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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>サバ缶

缶詰は1804年、戦争における食糧問題に悩まされていたナポレオンが、 食糧を新鮮なまま長期保存する方法の発明に懸賞を懸け、 それに応えたフランス人、ニコラ・アペールにより発明されました。日本では明治4年(1871年)、 長崎県で、フランス人に伝授してもらいイワシの油漬けを作りました。その後明治10年(1877年)に北海道石狩市で鮭の缶詰が工場生産されるようになり、 一般に広まっていきました。

「生の食品に比べて味が劣っていそう、鮮度が低そうというイメージを持つ人もいるようですが、それは大きな誤解です。缶詰に使われているのは、旬の時期に収穫される食品。さらに、保存料を使わずに新鮮な状態で即密封するので、むしろおいしさと栄養成分が凝縮されいます。

魚類缶詰では加圧加熱殺菌により骨まで柔らかくなっていて、カルシウムが吸収しやすい形で含まれています。 魚類に多く含まれるEPAとDHAが最近注目を浴びています。EPAは血小板の凝集を制御し、また、血清コレステロールの上昇を抑える効果が認められています。また、DHAは脳の働きを刺激し記憶学習能力の低下を予防する働きがあるとされています。EPAとDHAは魚以外の食物からは摂取する事ができません。

栄養がギュッとつまっているのがサバ缶なのです。

鯖(サバ)缶は、鯖(サバ)を生のまま詰め、空気を抜いて加熱するため、DHAが丸ごと残っており、長期保存しても酸化することがないからです。
また、鯖(サバ)缶のDHAは、缶汁にもたっぷり含まれています。
製造工程で、生の魚を缶に詰めて加熱するため、汁にDHAが溶け出しているのです。とくにサバ缶にはDHAやEPAがたっぷりふくまれています。これはなんといっても美肌効果、シミやそばかすを退治してくれます。また代謝もあげくれるので、ダイエット効果も期待されます。
さて、缶詰の一番おいしい時はいつでしょう?鯖(サバ)の缶詰は工場で出来上がってすぐより、3ヶ月〜1年ほど経って、味がなじんでからが美味しいと言われています。

 
栄養

DHAは、鯖(サバ)、イワシ、サンマなどの青魚に含まれている脂肪の成分です。DHAには、血液中の悪玉コレステロールと中性脂肪を低下させ、善玉コレステロールを増やす働きがあります。

中でも、鯖(サバ)缶詰に含まれるDHAは、成人病以外にも、うつ病、アルツハイマー予防、子どものIQまで関係しています。この働きは、同じく魚に含まれる脂肪酸EPAにもあります。

EPAは血液をサラサラにしてくれ,さらに紫外線による肌のダメージを軽減してくれるので、美肌効果、美容効果が期待されます。

サバ缶と一緒に食物繊維を多く含む食材を食べると、痩せるホルモンGLP-1の分泌量も増え、ダイエット効果もアップします。食物繊維が豊富な食材と言えば、インゲン豆やエンドウ豆やひよこ豆など豆類、昆布やワカメなどの海藻類、あとはアボカドや大根や白菜やゴボウ、ひじき、エリンギやシメジなどキノコ類などがあります。

これらの脂肪酸はコレステロールや中性脂肪の代謝をつかさどる肝臓の細胞膜をやわらかく保ち、その働きを活性化させ、結果として余分な血中脂質をコントロールすると考えられています。

また、ビタミンが多く含まれています。中でも一番多いのがビタミンB12です。このビタミンは貧血を予防したり、神経細胞を正常に保つ効果があります。欠乏してしまうと、悪性貧血になることもあり、体に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

さらに「太陽のビタミン」として知られる脂溶性ビタミンのひとつビタミンDも含んでおり、骨や歯を丈夫に保つことでよく知られているカルシウムの吸収を助ける作用があります。

ちいさな缶の中に、健康効果、美容効果、そして精神安定にと大きな栄養が含まれています。

■サバ缶に含まれる健康成分

<DHA> 血中コレステロール抑制/中性脂肪の低下/アルツハイマー予防/

<EPA 美肌効果/肌細胞の新陳代謝改善/

<ビタミンD> 骨や歯を丈夫に保つ/カルシウムの吸収を助ける/

<ナイアシン> 精神安定/うつ病予防/

 

サバ缶で押し寿司

炒めたサバ缶とエリンギで植物繊維もプラス、美肌効果、ダイエット効果が満載の押し寿司です。
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー

1,170kcal

ビタミンD
20.8μg
たんぱく質

62.8g

ナイアシン
24.4mg
脂質

40.3mg

植物繊維

4.1g
ビタミンB12

32μg

食塩相当分
4.9g

<すべての材料のカロリー>

<材  料>

サバ缶(しょうゆ味またはみそ味) 1缶(200g)

エリンギ 2本

ごはん 300g

お寿司酢 30cc

錦糸卵 卵1個分

甘酢ショウガ 50g(または赤大根の酢漬け)

<作り方>

1..エリンギは5ミリ角に切っておく。卵をといて錦糸卵を作る。細く切っておく。ショウガは千切りにしておく。

2.ごはんにすし用の酢を混ぜて、酢飯をつくる。

3..小なべにサバ缶を汁とともにいれて水気がなくなりポロポロになるまで炒める。さらにエリンギをいれてよく炒める。

5.型にラップを敷き、下にショウガを細く切って敷き詰める。その上に酢飯の1/3半量を入れて、サバをしく、さらに酢飯を重ね錦糸卵をかさねる。酢飯をさらにのせる。

6.ラップでしっかり固めて、上から軽く押して、しばらく置く。

食すときには一口大にカットする。

 

<さばときゅうりのサンドイッチ>

ツナサンドはよくありますが、サバサンドもいかがでしょう・・

<材料>

サバ缶(水煮) 1缶

マヨネーズ  大さじ2

きゅーり  1本

マスタード

オリーブオイル

食パン 2枚

<作り方>

1. サバの水煮缶の水気を良く切って、マヨネーズを和える。

2.きゅーりを千切りにする。

3.食パンの片面にオリーブオイルをかけて、軽く焼く、そこにマスタードを塗る。

4.キューりを食パンに載せ、さらにサバマヨをのせ、きゅーりをのせてもう1枚のパンで挟む。

 
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