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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>にんにく

にんにくといえば、滋養強壮の筆頭!!他にも「血液さらさら」「疲労・ストレス回復」「生活習慣病予防」「ガン予防」などパワーをたっぷり秘めた食べ物です。

また、フランス料理、中国料理などには香辛料として重要な役割を果たしています。

日本には奈良時代に伝わったとされ、『古事記』や『源氏物語』にもにんにくの記述が見られます。ただし日本ではその臭いが嗜好に合わず、薬用に利用されるくらいで 料理に気軽に使われるようになったのは近年になってからです。

日本の仏門では強壮作用が煩悩(淫欲)が増長されるとされ、修行の妨げになると忌避されてきました。

一方、ヨーロッパの怪奇小説の主人公ドラキュラはにんにくと十字架が大きらい。にんにくの臭いで難を逃れられているというシーンは見たことがあるのではないでしょうか?

ドラキュラも逃げる独特の臭いは、薬効成分である硫黄化合物(アリシン)で、他の植物の数十倍も含まれています。からだに良いにんにくですが、食べた後の口臭は気になるところですね。口臭を消すには、 牛乳やりんごや緑茶などのお茶やコーヒーも効果があるようです。ヨーロッパでは付け合せのパセリが効果があるともいわれています。

 
栄養

疲労回復のビタミンと言われているビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに欠かせない栄養素です。ビタミンB1は、水溶性のためすぐに尿へ排泄されてしまいます。

しかし、にんにくの臭いのもとであるアリシンはビタミンB1と結合することによりアリチアミンとなって、長い間体内に留まるため、ビタミンB1の吸収を高めてくれます。 ビタミンB1は、炭水化物を分解して、脳や筋肉のエネルギー源であるグルコースを作るのを助けてくれるので、疲労回復効果や脳を活性化させる効果があります。

アリシンには、免疫増強作用と抗ガン作用があり、毛細血管を広げ、胃腸や心臓の働きを高める作用、冷え性に効果があります。

にんにくには刺激が強いので、食べすぎには注意しましょう。食べ過ぎると貧血になったり、空腹時に食べると胃を痛めてしまうこともあります。一日の摂取量は、生なら1片、加熱するなら2.3片が適量です。

■にんにくに含まれる健康成分

<アリシン> 抗酸化力/抗炎症作用/アンチエイジング/免疫強化

<硫化アリル スコルジニン > ガン/血行促進/風邪/疲労回復/殺菌作用/不眠/冷え性

<ビタミンB1> 疲労回復/脳の活性化/滋養強壮

<カリウム>  むくみ防止/高血圧防止/利尿作用

スペヤリブの煮込みビネガー風味

豚肉のビタミンB1とにんにくの成分アリシンと結合するので、疲労回復のゴールデンコンビです。

成分名 含有量 成分名 含有量
エネルギー 3048kcal カリウム 662mg
たんぱく質 24.5g ビタミンB1 0.97mg
脂質 295.3g 植物繊維 1.7g
ナイアシン 6.5mg 食塩相当量 5.2g
 

<材  料>

にんにく 4片
スペアリブ 500g (5センチくらにカットしたもの)

<調味料>

サラダオイル 大さじ1

しょうゆ  大さじ1

酢(りんご酢・白ワインビネガーなど) 50cc

ママレード 大さじ3

ブイヨン  1個

水    1カップ(200cc)

塩・胡椒

<作り方>

1.スペヤリブに塩・胡椒をして、サラダ油をひいたフランパンで焦げ目がつくまで焼く。ここにスライスしたにんにくを入れて香りが出てきたら火をとめる。

2.1の余分な油をふき取り、しょうゆ、酢、ママレード、ブイヨン、水を入れて煮詰める。(落し蓋をする)

3.水分が半量程度になったら、火をとめる。

4.皿に盛り付けソースをかける。

<にんにくと野菜たっぷりのパスタ>

イタリア料理にもにんにくが頻繁に使われています。初夏らしく、色鮮やかなパスタはいかがでしょうか?

<材  料>(2人前)

スパゲティ  180g

にんにく  1片

赤ピーマン  1/2個

黄色ピーマン 1/2個

ズッキーニ 1/2個

ナス 1個

オリーブオイル  大さじ2

塩、胡椒

 


<作り方>

  1. スパゲティは時間の指定どおりより1分ほど早くに茹であげる(やや硬めに)。
  2. 野菜類は、一口大にきりそろえ、電子レンジにかけて、しんなりするぐらいにしておく。
  3. フランパンに油を入れて、にんにくを入れて香りをだす。ここに野菜をいれて、塩・胡椒をして絡める。
  4. 野菜の入ったフライパンに、スパゲティをいれて、少々の煮汁も加えて油と絡める。
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