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旬の食材でヘルシークッキング
<今月の旬>かき

日本における柿の歴史は古く、縄文時代や弥生時代の遺跡から柿の種の化石が発掘されています。奈良時代には日本の各所に柿が流通していたとされ、当時は祭祀に使われたり、冬場の大事な糖分補給源として食されていました。しかし当時流通していたのは、渋柿。人々は渋柿を熟柿や干柿にして食していました。
一方、甘柿は鎌倉時代に渋柿の突然変異種として登場しました。江戸時代には次々と品種改良がなされ、今日本には1,000以上の種類があるとされています。日本には千年以上の栽培暦を持つ柿も有り、和歌や俳句にも数多く詩われています。
最も有名なのが、

【柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺】ではないでしょうか?

これは、明治時代初期の俳人・正岡子規が、奈良県の法隆寺を訪れた際に書いた句です(当時の子規は病気を患っており、その病状から、「法隆寺を実際に訪れて書いたのではなく、床に臥しながら書いた句ではないか」とも言われています)。“美味しい柿を食べているとボーンと鐘の音が聞こえ、どこの鐘かと訪ねたら法隆寺だったというものです。東大寺の大鐘楼だという説もあるそうです。

 

KaKi≠ニいう言葉は万国共通で、学名も〔ディオスピロス・カキ〕といい、"神から与えられた食べ物"という意味があそうです。柿にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、日本では昔から重要な栄養補給源とされていました。さらに、栄養価の高い柿を食べれば健康になれる、という昔の人々の考えから、「柿が赤くなれば医者は青くなる」という諺まで生まれています。まさしく柿は昔の人々からすると「神の食物」だったのかもしれませんね。
最近では、スムージーやパイ、パスタなど、様々な形で食卓に並ぶ柿。今まさに旬の柿を使った栄養満点の料理で、体調を整えてみてはいかがでしょうか。

デザートに柿を食べると、タンニンの消臭作用がニンニクなどの口臭を消してくれます。また、お酒を飲んだあとに柿ジュースを飲むと、胃粘膜の蛋白質とタンニンが反応して アルコールが吸収されにくくなるそうです。

 

栄養

上記にも記載しましたが、「柿が赤くなると医者が青くなる」という諺があるくらい、ビタミンとミネラルが豊富です。ツヤツヤのきれいなオレンジ色はいかにも栄養があるのを象徴しています。年中味わうことができないということでもとても魅力的です。この時期だからこその栄養を摂取しましょう。

柿は、他の柑橘類より多くのビタミンCを含みます。

ビタミンCは皮膚のハリや弾力を保つといわれるコラーゲンの生成を促進します。また、シミのもとであるメラニン色素の合成を抑える働きもあるので、美しい肌を作るためには欠かせません。

生の柿にはなんとみかんやいよかんの2倍のビタミンCが含まれいます。しかし干し柿にはほとんど含まれません。
柿のオレンジ色には、抗酸化作用のあるβカロテンや、発がん抑制作用があるといわれる物質が含まれます。

βカロテンは身体の中でビタミンAに変換されて働きます。ビタミンAは皮膚を健やかに保ち、粘膜を強くする栄養素。また、ビタミンAは強い抗酸化作用を持つ栄養素としても広く知られています。

抗酸化作用とは、身体の中で作られすぎると細胞や遺伝子にダメージを与える活性酸素を抑えてくれる作用のこと。日ごろから抗酸化ビタミンであるβ-カロテンを積極的に摂ることで、細胞が傷つくことによる肌の老化を防ぐことが期待できますよ。ビタミンCと同じく、美肌のためには摂っておきたい栄養素の1つです。

渋み成分のタンニンにはアルコールを分解する作用があり、さらに利尿作用のあるカリウム、酸化還元作用のあるビタミンCと、3つの相乗効果で二日酔いに効果的です

食物繊維も豊富、言わずと知れた、便通を整えてくれます。食事からのコレステロールの吸収を抑えたり、食後血糖値の上昇をゆるやかにしたりする働きもあります。

生でそのままももちろん美味しいですが、サラダやなますなど、チーズや生ハムのしょっぱい味にも会います。

■かきに含まれる健康成分

<ビタミンC>  美肌効果/風邪予防/メラニン色素の合成を抑制
<βカロテン> 皮膚を再生/細胞の再生/活性酸素の抑制

<カリウム> むくみ防止/高血圧予防/

<植物繊維>  腸内環境を整える/血中コレステロールの抑制/血糖値の抑制

インド風ピクルス・・アチャール

柿とレンコンでクミンの効いたエキゾチックなピクルス、秋の夜長にぴたりのおつまみです
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
343kcal
βカロテン
1030μg
たんぱく質
5.0g
ビタミンC
188mg
脂質
15.4g
植物繊維
5.2g
糖質
45.3g
食塩相当分
3.2g
<すべて材料で計算>

<材料>

柿 1個

レンコン  100g

(レンジにかけてから、酢漬けにしておく、市販の酢を使って1日漬けて置く)

クミンシード 大さじ1

カイエンヌペッパー 小さじ1/4

 

サラダ油 大さじ1

塩・コショウ

 

カシューナッツ  大さじ1

 

<作り方>
1.フライパンにサラダ油をいれ、クミンシードをいため香りをだす。そこに串切りにカットした柿を加える。

2.柿に透明感が出てきたらカイエンヌペッパーを加え、塩でかるく味付けをする。

3酢漬けにしたレンコンと炒めた柿を合わせる。カシューナッツを散らして盛り付ける

<秋だ!かきを食べよう>
柿のカットに仕方を変えてみる。パンにはさんでみる。形を変えてオードブル!!
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