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旬の食材でヘルシークッキング
<今月の旬>のらぼう菜(なばな)

のらぼう菜は、アブラナ科アブラナ属の野菜で、菜の花などのアブラナの一種です。菜の花と見た目がよく似ています。花の部分ではなく、主に葉や茎を食べる野菜です。別名く「なばな」として出回っているいます。ブロッコリーやカリフラワー、チンゲンサイ(タイサイ)やターツァイ、また、キャベツや白菜なども同じアブラナの仲間になります。

 

江戸時代に飢饉に遭った時には、幕府が配ったのらぼう菜の種のおかげで、命を取りとめたというエピソードも残っています。ちなみにその頃はのらぼう菜ではなく「ジャバ菜」と呼ばれており、ジャワ島から種が持ち込まれたのではないかと推測されています。


漢字では「野良坊菜」と書かれることが多く、「野良にボーッと生えている菜っ葉」という意味になります。そのため、かつて農民が年貢を払うのを避けるために名付けられたのではないかと言われています。

 

「のらぼう菜」は春の野菜です。露地栽培の場合はお彼岸の頃から収穫し始め、ハウス栽培の場合はもう少し早い時期から収穫します。

 

さっと茹でて食べてみると、花芽の部分は菜の花特有の風味があります。見た目は菜の花に似ていますが苦味やクセはありません。茎の部分はほんのり甘味がありアスパラガスのようなコリッとした歯触りが感じられます。

おひたしや和え物に向いていますが、ほかにも炒め物やパスタ、スープの具材など、さまざまな食べ方ができる料理しやすい野菜です。

栄養

のらぼう菜にはさまざまな栄養が含まれています。
例えば、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、葉酸といったビタミン類です。
また、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラルも含まれています。

 

ビタミンA:視覚、聴覚、生殖等の機能維持、皮膚や粘膜等の上皮組織を正常に保つための重要な役割に関与しています。ビタミンAは食品中にβーカロテンとして多く含まれますが、このβーカロテンには活性酸素の発生を抑え、取り除く働きがあります。そのためビタミンAは抗酸化ビタミンとなります。

 

葉酸:ビタミンB群の水溶性ビタミンです。水に溶けやすく、熱に弱いため、調理によっても損失されます葉酸は、ビタミンB12と協力して血液をつくる働きがあるため、欠乏症ではビタミンB12不足の際と同様、巨赤芽球性貧血という悪性の貧血がみられます。また、アミノ酸、たんぱく質の代謝においてビタミンB12とともにメチオニン生成等にも関与しています。

 

カリウム:細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。

 

鉄::赤身の肉やレバーなどだけでなく、鉄分は青菜にも多く含まれている。血液をつくる働きがあり、不足すると貧血などの症状が出やすくなる。

 

■のらぼう菜に含まれる健康成分

<ビタミンA> 視覚、聴覚の機能維持/抗酸化ビタミン/

<葉酸> 貧血予防/赤血球の生成

<カリウム> 水分量のバランスを保つ/むくみ改善

<鉄> 赤血球の生成/貧血予防出/

 

のらぼう菜のお浸し

お浸しがなんといっても一番美味しいいです。付け合わせにも・・

成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
108cal
ビタミンA
360μg
たんぱく質
17.2 g

葉酸

684μg
脂質

0.4g

植物繊維
8.4g
糖質

4.0g

食塩相当分
1.3g
<お浸しで計算)>

<材料>

のらぼう菜 200g

 

塩・・ゆで用

 

だし醤油 大さじ1

鰹節   大さじ1

<作り方>

 

1.のらぼう菜を洗い、ざるにあげておく。茎の部分と葉の部分に2等分しておく。

2.鍋にお湯を沸かして沸騰したら塩をいれる。茎、葉の順にいれて1〜2分茹でる。

3.ざるにあげて冷水でとり急冷する。

4.食べやすい大きさに切って、ボールにいれてだし醤油であえる。

5.お皿に盛り付けて、上から鰹節をかける。

<貧血予防に>

茹でたり、いためたり、和食でも洋食でも・・どんな調理法でも美味しく食べることができます

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