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旬の食材でヘルシークッキング
<今月の旬>びわ

ビワはバラ科ビワ属の樹になる果実で、中国南西部が原産と考えられていますが、日本に入ってきたのは古代で、”和の果物”の印象があるのではないでしょうか。

 「びわ」という和名は楽器の琵琶に形が似ているからだそうです。日本には江戸時代に中国から伝わり、品種改良を重ね今の果物になりました。関東より西の地域で主に見かけられ、長崎や千葉が代表的な産地です。

 昔はよくあちこちの庭先で見かける身近な果実だったように思います。とても痛みやすいことなどから、高級果実として扱われています。また、ビワと言えば種ばかり大きくて食べにくいとおもわれていますが、近頃は大玉の品種が増えてきたこともあり、一つで十分な食べ応えがあるものなどもあります。

初夏になるとお目見えするびわです。年中お目にかかれる果物ではないので、季節を感じさせてくれます。ハウス栽培や早生品種に改良されたものもあり、早くは1月に実をつけるものもあります。品種それぞれの収穫時期と地域により早春〜夏まで楽しむことができます。ただし、とても傷みやすく寒さにも弱いため、おいしい期間は短いと言えます。

この季節だから味わえるので、皮をむいてそのまま食べて、甘くてジューシーさを味わってください。

さらにびわには、葉にもすばらいし栄養があります。びわの葉茶というものみたことがあるのではないでしょうか。

びわの葉に含まれるサポニンは植物に含まれる発泡成分で、水に溶かすと泡立つ特徴があります。油を溶かす性質があり、脂肪やコレステロールを取り除く働きがあります。また抗酸化作用も期待でき、健康づくりにつながる成分です。

タンニンはポリフェノールの一種で渋みが特徴です。ビワの葉にもタンニンが含まれており、昔から薬として利用されていました。抗酸化作用、抗菌、殺菌作用、消臭効果などがあると言われています。

びわの果実も葉も暑い夏のために体を応援してくれます。ちょっと高いですが、ぜひお試しください。

栄養

ビワには、体内でビタミンAに変化し強い抗酸化作用を持つβ-カロテンが多く含まれています。ビタミンAは皮膚、のど、鼻、肺などの粘膜を正常に保つ働きがあるため、感染症予防や免疫力アップにも役立ちます。

また、ビワにはカリウムが多くふくまれています。

細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。

 

そして、植物繊維もたくさん含まれています。食物繊維は便のかさを増し、腸を刺激し、便の排出を促す作用があります。また、血糖値の上昇を防ぐ働きや、コレステロールの吸収を抑制する働きもあります。
さらに、食物繊維を含む食品は食後の腹もちがよいため、肥満防止にもつながります。

 

びわにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれており、別名コーヒーポリフェノールとも呼ばれます。このポリフェノールは脂肪の消費を促すことにより、内臓脂肪の低減に役立ちます。

β-カロテンと同じく抗酸化作用のあるポリフェノールです。緑茶に含まれるタンニンやブルーベリーに含まれるアントシアニンなどが有名ですが、その働きはさまざまです。びわに含まれているポリフェノール、健康に役立ってくれそうです。

■びわに含まれる健康成分

<ビタミンA> 視覚、聴覚の機能維持/抗酸化ビタミン/

<カリウム> 水分量のバランスを保つ/むくみ改善

<ポリフェノール> 内臓脂肪低減/

 

びわとマスカットの白ワインとミントのマリネ

とてもさわやかさを運んでくれるマリネです

成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
526cal
ビタミンA
70μg
たんぱく質
0.6 g

カリウム

234mg
脂質

10.1g

植物繊維
1.6g
糖質

143.90g

食塩相当分
0g
<全て計算)>

<材料>

びわ 2個

マスカット 10粒

ミントの葉  3枚(散らすよう)

白ワイン 80t

はちみつ 40g

ミントの葉  3.4枚(マリネ用)

オリーブオイル  10g

<作り方>

 

1.白ワインシロップを作る。白ワインと砂糖、ミントの葉を鍋に入れて、煮てさまして冷蔵庫でさらに冷やす。

2.ビワは皮をむき、縦半分に切って種を除く。マスカットは縦半分に切り、種を除く。<シロップ>に漬け、ミントの葉のみじん切りを加える。

3.食べる直前まで冷蔵庫で冷やし、器に盛ってミントの葉、オリーブオイルをかえる

 

<びわの温かい色をいかして>

果物として食べるのよいですが、おつまみとしても生ハムとの相性はぴったりです

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