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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>牡蠣(カキ)

カキは、「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が高く、ミルキーで濃厚な味わいと、海の香り豊かです。

生食用として出回るのは、季節によって種類が異なります。もっとも一般的な真牡蠣と、厚くて大きな殻が特徴的な岩牡蠣が、よく知られている2大品種です。

 

食用としては「真牡蠣」がもっともポピュラーです。フランスをはじめとしたヨーロッパでも、いまでは日本由来の真牡蠣が流通しています。
養殖物が大半である真牡蠣は、夏に産卵するので、暑い季節は身が痩せておいしくありません。そのため栄養を蓄え身が太りはじめる、晩秋から翌年の春までが旬。産地によって水揚げ期間が異なりますが、12月〜翌3月がもっとも市場に出回る最盛期です。

古くから生牡蠣を食べていたヨーロッパには、「Rのつかない月は牡蠣を食べるな」という言葉があります。200年以上もまえのフランスのことわざです。冷蔵技術がなかった当時、夏場に腐敗や細菌の増殖が原因で、食中毒が頻発したことから生まれたといわれます。

「Rのつかない月」とは、英語表記の5月(May)〜8月(August)の時期を指す意味。この時期は、生牡蠣を食べてはいけないとされました。反対にRのつく月である9月(September)〜翌4月(April)は、安心して食べられるということです。Rのつかない月は、産卵で身が痩せているということでもあります。しかし今では、産卵しない真牡蠣の開発や、岩牡蠣などがあるので、一年中食べられるようになりました。

ミルキーで濃厚な味わいは、真牡蠣と岩牡蠣ともに変わりありません。真牡蠣の身はしっかりしていて、加熱するとプリっとした食感を楽しめるのが魅力。岩牡蠣は殻が大きいだけでなく、身も大きく、さらに濃厚でクリーミーなので「海のチーズ」ともよばれています。

カキにはいろいろな調理方法があります。生ガキがだめでも「カキフライ」なら大丈夫という人も多いのではないでしょうか?そのほかのグラタンやアヒージョ、蠣ご飯いろいろあります。栄養価大のカキを食してください。

 

 

栄養

カキは1個(約20g)あたり約12kcalと低カロリーなのに、ビタミンやミネラルを豊富に含む栄養たっぷりの食材です。特に、ビタミン類ではビタミンB12、ミネラル類では亜鉛や鉄を多く含みます。

「海のミクル」「海のチーズ」をいわえるゆえんです。栄養が豊富なので是非健康づくりのためにも摂り入れてください。

 

ビタミンB12は、アミノ酸や核酸などの代謝に関わり、主に体内で酵素のはたらきを助ける栄養素。亜鉛は、健康な皮膚や粘膜を保つのに役立ち、鉄は赤血球をつくるといったはたらきがあります。さまざまな栄養が豊富な牡蠣は、健康づくりに摂り入れたい食材です

亜鉛も豊富に含まれています。主な働きとしては、

免疫機能の維持するため、侵入してきた細菌やウイルスから体を守ります。タンパク質の合成にも働き健康な肌や髪の毛を生成します。DNA合成などにも働き、成長に大きく働き方けます。


また、タウリンも含まれています。主に魚介類に含まれる物質で、カキにも豊富に含まれます。

肝臓の働きをサポートし解毒作用を強化する働きがあることが知られています。
またコレステロールの吸収を抑える働きや、視力の回復、高血圧の予防などの効果も期待される成分です。

さらに鉄が含まれ、貧血の予防に役立ちます。

鉄は血液中のヘモグロビンの材料となり、酸素を全身に運ぶ働きをします。
鉄が不足しヘモグロビン濃度が低下する鉄欠乏性貧血の状態では、酸素を運搬する能力が低下し、めまい、息切れ、疲労感、また運動パフォーマンスの低下を引き起こすことがあります。

これらの栄養をすべて摂るためには、蠣ご飯やクリーム煮などがおすすめです。栄養成分が、水に溶けやすい成分のあるので、溶けただした栄養素をすべて無駄なく食べることができます。

■カキに含まれる健康成分

<亜鉛> 免疫力維持/肌や髪への栄養効果/

<タウリン>肝臓作用向上の解毒強化/コレステロール吸収を抑える

<鉄> 貧血予防/疲労感抑制

<ビタミンB12> アミノ酸や脂質代謝の向上/貧血予防/慢性疲労抑制

 

生カキ

新鮮なカキにレモンをギューと絞って、レモンの香りが牡蠣の磯臭さを抑えてくれて、さっぱりと食べられます。また、酸味が牡蠣の旨味をより引き立ててくれます。生牡蠣とよく合うベスト調味料です
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
92cal
亜鉛
17.0mg
たんぱく質
9.2 g

2.9mg
脂質

2.9g

植物繊維
2.3g
糖質

9.5g

食塩相当分
1.5g
<すべての材料で>

<材料>

カキ 2つ

 

レモン 1/4個

大根おろし 

 

トマト

ブロッコリースプラウト

<作り方>

 

1..生カキの殻を開ける。

@牡蠣は平らな面を上にする。
上殻と下殻の隙間に洋食用のナイフを入れて前後に動かしながらゆっくり上殻に沿わせるように動かす。
中心部分にある貝柱を切って殻から身をはがし、上殻を取り除く。
A同様に下殻の内側に沿わせるようにナイフを入れ、貝柱を切って身をはがす。

2.大根おろし、トマト、ブロッコリースプラウトを飾る

3.レモンを添え、食すときに絞る

 

<カキのおすすめの食べ方>

アヒージョは、にんにくとオリーブオイルで牡蠣を煮込むことで、旨味がギュッと濃縮します。これをバゲットにのせれば、ワインやビールのおつまみとして最高。手軽に作れておしゃれな見た目も魅力です

カキフライはジュウシーさを感じられる調理法です。濃厚な味わいは衣がサクサクとがベストマッチング

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