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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>しそ

しそは日本料理にはかかせない薬味です。「大葉」ともいい、さわやかな香りと色で食欲を刺激し増進させてくれる夏にかかせない脇役です。旬は6月から10月までで、おさしみのつま、てんぷら、麺類の薬味として大活躍してくれます。

原産地は中国中部から南部・ヒマラヤ・インド・ミャンマー周辺です。漢字では「紫蘇」と書きますが、その由来は中国の漢の時代に蟹の食べ過ぎで食中毒で死にかけていた若者を、名医がしそを煎じた紫色の葉の栄養素が人を蘇らせるということで、このような「紫蘇」という字になったと言われています。

日本では室町から食べられているそうで、「青じそ」は、刺身のつまやドレッシングなどの薬味、「赤じそ」は、梅干の風味付けや着色、ジュースなどに使われます。
香り成分には強力な殺菌・防腐効果があり、食中毒の予防のほか食欲増進、健胃効果もあるとされています。食中毒や食欲不振が気になる夏には、かかせない食材です。さしみについているシソのつまは飾りだけでなく、おおきな役割をもっているようです。

シソで注目すべきは、ハーブとしての高い薬効。発汗、解熱、鎮痛、鎮静、解毒剤として使われてきた。爽快な香りのもとであるペリルアルデヒドは、胃液の分泌をうながし、食欲を増進させたり胃を丈夫にする作用があるといわれている。

 
栄養

 

しその葉のカルシウムは100g中230mgとたいへん多く、このほかβカロテンもニンジンやパセリよりもさらに多く含まれ、カリウムやビタミンC、食物繊維も多く、栄養価に優れた食材です。

β(ベータ)−カロチンの含有量は、野菜の中でトップクラスである。 β−カロチンには、活性酸素の生成を防ぐ抗酸化作用があり、がんの予防に効果があります。

さらに、近年シソ科植物の種子から抽出したシソ油が注目されている。シソ油に豊富に含まれる不飽和脂肪酸『α(アルファ)−リノレン酸』は、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)に変化し、血栓を防ぎ、血液の流れをサラサラにする働きがあり、 脳卒中、心臓病などの成人病を効果的に予防します。また、「悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす」「ガン予防」等の作用を持つとされています。

 

赤シソの色素であるシソニンには、抗酸化作用があるとされています。

ポリフェノールの一部であるロズマリン酸も含まれています。アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患の症状を軽減する効果もあると言われています。これは青ジソよりも赤ジソにより多く含まれます。

しその葉の独特の香りはポリフェノールの一種であるペリルアルデヒドによるものです。別名しそアルデヒドとも呼ばれています。ペリルアルデヒドには強い抗菌作用・防腐効果があります。
しその種子には必須脂肪酸であるα-リノレン酸やポリフェノールの一種であるルテオリンが含まれています。これらは抗アレルギー成分として知られており、アレルギー症状を軽減する効果があります。

■しそに含まれる健康成分

<カルシウム> 骨粗しょう症防防止/免疫力・抵抗力の強化/

<ビタミンA アンチエイジング/抗酸化作用/肥満/動脈硬化防止

<ペリルアルデヒド> 強い殺菌作用/防腐作用/食中毒防止/食欲増進作用

<リノレン酸>血液さらさら効果/脳卒中・成人病の予防

モッツレラチーズとシソと生ハムのミルフィーユ

シソの選ぶポイントは、葉に裏表ともに傷がないもの、切り口が黒ずんでいないもの、葉の裏側に黒い斑点がないもの、葉がみずみずしく緑いろが濃いもの。

モッツレラチーズはバジルやトマトとよく合わせてイタリア料理というイメージですが、和風アレンジをしてみました。今が旬の生の山椒がよいアクセントになっています。

成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
390kcal
カルシウム
700mg
たんぱく質

27.7g

β‐カロテン
780mg
脂質
29.3g

植物繊維

0.4g
カリウム

179mg

食塩相当分
3.4g

<全ての材料でを計算>モッツレラチーズ1個分

<材  料>

シソ  5枚

モッツレラチーズ 100g
生ハム 20g

山椒(生) 適量

s・p

オリーブオイル 

醤油

飾り用)

レタス(スモールリーフ、サラダ菜など)

<作り方>

  1. モッツレラチーズを5ミリ間隔で切る。

  2. モッツレラチーズに塩・胡椒をしながら、シソと生ハム、アンチョビを 挟み込む。
  3. ラップでくるりと固め(はじめの丸い形にする)冷蔵庫で休ませる。

  4. ラップをまいたまま、層になるように切る。お皿に盛りつけ、オリーブオイルをかける。
 

<明太子スパゲティ>

もう和風スパゲティの定番ですね。だいこんおろしとシソたっぷりで・・

<材料>

1皿分

シソ 5枚

大根(だいこんおろしにする) 50g

海苔 

明太子 1腹

豆乳 大さじ2

昆布茶 小さじ1

オリーブオイル 大さじ1

スパゲティ 80g

<作り方>

  1. スパゲティをゆでる。
  2. ボールに明太子をほぐして、オリーブオイル、豆乳、昆布茶を入れて混ぜておく。
  3. ゆであがったスパゲティを2のボールで会える。
  4. 皿にスパゲティをもりつけ、だいこんおろし、シソ、海苔をのせる。食べるときにすべてを混ぜて食す。

 

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