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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>ローズマリー

.ローズマリーは薬効ゆえに、古代から使われてきました。古代ローマ人やエジプト人を含むある文明圏では、ローズマリーは万能薬であると考えられていました。ヨーロッパでは魔除けの聖木として古くから知られており、花嫁が一枝身につけるという習慣もありました。ハンガリーの女王が若さを保つためにローズマリーを使用していたという伝説もあり、現代でも若返りのハーブとして人気があります。

古代ギリシャでは、頭の働きをよくするハーブとされ、受験を迎えた学生たちは、髪にローズマリーの花輪を飾って好成績を祈っていました。またローズマリーは覚醒型のオイルです。気分が冴えない朝にこの香りをかぐと、気分がシャキッとします。血流循環を促進して記憶力、集中力が増進します。
日本には、江戸時代に渡来し、現在は観賞用、調味料、香料用に各地で栽培されています。

ローズマリーという名前は、ラテン語のros marinus(海のしずく)を意味しており、海岸にごく近い所に育つことに由来します。薄紫の小さな美しい花を咲かせることで知られています。これにみつばちがよってきて、はちみつが採れます。

また、香りづけにも多く用いられ、石鹸やシャンプーにも使われています。

香りのものとなる成分は、抗菌作用のあるシネオールや、活性酸素を抑制するロスマリネシンなどが含まれます。ローズマリーの香りの持続性が高いので、調理に使う場合に量を加減する必要があります。生葉もしくは乾燥葉をオリーブ油やワインビネガーにつけたり、葉をそのままもしくは粉末にし、料理のスパイスとして使います。甘い香りとほろ苦さが魚や肉料理の香りづけに良く合います。特にラムとの相性が抜群です。

料理用のハーブとしてなじみですが、精神安定にも効果的です。

 
栄養

ローズマリーの効能は、なんといっても香りによる成分1,8-シネオール(いちはちしねおーる)です。葉や茎に含まれている精油成分です。刺激的な香りは、神経を刺激して脳の働きを促し、頭の中をクリアにしてくれます。その他にも、気分をはれやかにして精神を安定させ、神経系の調和をとる働きもあります。

さらにローズマリーに含まれるカルノシン酸という成分は、 まだ研究段階にある成分ですが、脳内の酸化ストレスを低下させ、記憶力の維持の働きを期待できると言われています。さらに、神経細胞の維持に関係する神経成長因子の生成を高める働きがあるとも言われており、アルツハイマーの予防、症状の緩和(軽度のもの)にも働きを期待されています。

また、抗酸化作用も期待されます。昔のヨーロッパでは、ローズマリーを配合した水“ハンガリウォーター”が“若返りの水と”呼ばれていたそうですが、それは、この抗酸化の働きによるものかもしれません。

ローズマリーのジオスミンというフラボノイド類の成分は、弱った血管を強くし、体の血行を促進したり代謝を良くしてくれます。冷え・むくみのケア、疲労回復、など様々な美容健康を期待できます。

ロズマリン酸と呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。
ロズマリン酸は、抗菌・抗ウイルスの働きがあり、アレルギー症状の緩和を期待されているので、花粉症などでお悩みの方におすすめ。

また、同時に、ロズマリン酸には糖分の消化を妨げる働きがあり、からだが余分に糖分を蓄えることを防ぐことを期待できると言われています。

ローズマリーは働く力が強いので、料理での摂取は心配ありませんが、濃度の高い精油は妊娠中の方、高血圧の方(特に、降圧剤を服用している方)、てんかん症の方、幼児は使用を控えた方がよいとされています。

■ローズマリーに含まれる健康成分

<シネオール 精神安定/脳の活性化/神経の調和/

<カルノシン酸> 記憶力の維持/アルツハイマー予防/

<フラボノイド> 血行促進/代謝のUP/疲労回復/冷え・むくみケア

<ロズマリン酸> 抗菌・抗ウイルス/花粉症/アレルギー緩和

ローズマリー風味ポテトのテリーヌ

ジャガイモの中にローズマリーの爽やかさが広がります。

成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー

1523cal

ビタミンE
1.6mg
たんぱく質

35.3g

ナイアシン
8.4r
脂質

124.1g

植物繊維

3.9g
ビタミンC

158mg

食塩相当分
4.4g

<全ての材料全体のカロリー>

<材  料>(パウンドケーキ型 18センチ1個分)

ジャガイモ 中4個 (300g)

チーズ(1センチ角)  40g

生クリーム 100cc

ゆず胡椒  小さじ2

片栗粉 大さじ1

塩・胡椒

ベーコン(10枚) 150g

バター 15g

 ローズマリー 2枝

<作り方>

1.じゃがいもは電子レンジで竹串が通るくらいにかける。

2.じゃがいもの皮をむきボールに入れて、つぶしておく。ここに生クリーム、ゆず胡椒、片栗粉を混ぜる。

3.ローズマリーを1枝を枝をのぞいて、みじん切りにする。

4.2に刻んだローズマリーを加え、1センチ角に切ったチーズを混ぜる。 塩・胡椒をする。

5.パウンドケーキ型にオーブンシートしいて、底にローズマリーを1枝置く。その上にベーコンを敷きこむ。ここに4のじゃがいもを入れてしっかりと型に入れ込む。

6.型の外に出ているベーコンでしっかりふたをして、バターをちぎってのせる。型をしっかりとアルミホイルでくるむ。180℃のオーブンで15分焼く。

7.冷めるまで型のままでおいておき。冷めたからお皿に盛り付ける。食すときは適当な大きさにカットする。

 

<サバのローズマリー焼き>

サバが洋風になります。

<材料>

サバ 2切れ

じゃがいも  2

赤ピーマン・ズッキーニ 

オリーブオイル 大さじ1

塩・胡椒

<作り方>

1.サバは水洗いし、水気をとって塩胡椒しておく。

2.じゃがいもは、レンジで加熱しておく。赤ピーマン、ズッキーには適当な大きさに切っておく。

3.耐熱容器にオリーブ油を薄く塗り、サバ、ジャガイモ、赤ピーマン・ズッキーにを並べ入れる。生ローズマリーをのせ、塩コショウを振り掛けて残りのオリーブ油を全体に掛け、250℃のオーブンに入れて12〜15分焼く。

5.焼きあがったら、お皿に盛り付けえる。

 
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