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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>ムール貝

ムール貝の本場は、フランスでは産地で知られるモンサンミッシェルです。7月に漁が解禁され、12月までが漁獲時期となっています。

Musselとは、小さなネズミという意味なのだとか。見た目がネズミに似ていたことからそう呼ばれ、次第にフランス語にて「ムール」と表現されるようになりました。

ムール貝という名称はフランスにおけるイガイ類の総称的な呼び名で、日本でも近縁種のイガイやエゾイガイなどが古くから食用とされてきました。今、日本でムール貝として出回っているのが、ムラサキイガイで、これは、日本にフランス料理が浸透した影響によるものだと思われます。

ムラサキイガイやイガイは全国各地に生息し、各地で採捕されています。市場に出荷されているものの多くは養殖またはカキなどの養殖の副産物的に獲れたものが多いようです。主な産地は広島県や宮城県や愛知県、三重県など、カキの養殖が盛んなところで漁獲されています。

ムール貝の旬は土地や種類によって異なります。フランスのモン・サン・ミッシェル産のムール貝の旬は7〜12月頃。三陸産は10月〜12月頃。広島産は6〜9月頃となっています。

ムール貝といえば、海外産とおもわれがちですが、日本産のもの旬により出回っています。いろいろと食べ比べしてみてはいかがでしょう。

 
栄養

ムール貝はタンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素がバランス良く含まれています。必須アミノ酸や鉄、ビタミンB2、葉酸、カリウム、亜鉛、ヨウ素なども豊富です。そして低脂肪・低カロリーなのでダイエット中の方でも気軽に食べることができる優秀な食材です。また、亜鉛・ヨウ素は自律神経の乱れを緩和し、気分を一定に保つ効果もあり、近年ではうつ病などの気分が落ち込んでしまう病気の予防に対しての研究も進んでいます。

豊富にふくまれているアミノ酸の種類ですが、ロイシンやリジン、イソロイシンなどの必須アミノ酸が含まれ、旨み成分のグルタミン酸なども含まれています。

また、ビタミンB12、鉄分、葉酸といった、貧血予防や防止に効果がある栄養素が多く含まれています。貧血予防と聞くと鉄分に注目が行きがちですが、赤血球合成を助けてくれるビタミンB12や葉酸も大切です。これらが一度に摂取できるムール貝は、貧血予防対策に抜群の食材と言えます。

さらに、ビタミンB12は野菜にはふくまれていません。これがムール貝には驚異的にふくまれています。脳細胞や脳神経の再生・修復する働きもあるため、パニック障害や自律神経失調症など、ストレスなどが原因となる症状にも効果があるとされています。また、DNAの合成や調整にも深く関わっており、正常な細胞の増殖を助ける働きがあるとされています。


普段あまり聞いたことのない栄養成分ですが、ムール貝にはマンガンが含まれています。マンガンは骨の形成を促進させる働きがあるため、骨粗しょう症予防には効果が期待できます。

また、マンガンは「愛情ミネラル」とも呼ばれており、不足すると愛情不足となるようですよ。そして、なんとムール貝では100gの摂取でマンガン6.8 mg、一日の必要量の3.4倍ものマンガンを摂ることができます。

ストレスを感じやすい方、愛情が不足していると感じている方、ぜひ、おいしいムール貝を使った料理で気分をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

■ムール貝に含まれる健康成分

<ロイシン うま味成分/肝臓の機能向上/

<鉄> 造血作用/貧血予防/

<ビタミンB12 ヘモグロビンの合成/DNA合成/細胞の増殖/自律神経の安定/精神安定

<亜鉛> 味覚向上/造血効果/

 
ムール貝たっぷりパエリア
ムール貝たっぷりいれたパエリアです。サフランがなくてもカレー粉などを代用してつくることができます。
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
1095kcal
亜鉛
5.8r
たんぱく質

57.1g

ビタミンB12
16.4μg
脂質

34.3g

植物繊維

4.8g
カリウム

1181mg

食塩相当分
2.2g

<材料全てで計算>

<材  料>

米  2合

ムール貝 200g

海老  6尾(背ワタを取っておく)

イカ  100g(内臓をとって輪切り)

玉ねぎ 100g

赤ピーマン 1個

オリーブオイル 大さじ1

コンソメ 1個

サフラン(カレー粉) サフラン0.2g カレー粉 大さじ1

水 360cc

レモン 適量

<作り方>

-ムール貝下処理-

イガイやムール貝を調理する前に、まずタワシなどで殻の表面に付いた海藻やゴミなどを綺麗にこすり落とし、足糸を引き抜いておこう。

1..鍋 にオリーブ油をひいて、にんにく・玉ねぎを炒める。玉ねぎが透き通ってきたら米を加えて(洗わない)炒める。

2.米が透き通ってきたらお湯+サフラン+コンソメ(コンソメは溶かしておく)加える。

3.沸騰してきたら、塩こしょうをして、エビ、ムール貝、パプリカを加え蓋をして弱火で12-13分炊く。

4.火を止めたら5分位蒸らして、全体を混ぜて器に盛り付ける。食すときにレモンを絞る。

 

<ムール貝のワイン蒸し>

ワインで蒸して、バターでコクをプラス、レモンでさっぱり頂きます

<材料>

ムール貝 10個

ニンニク 1片

白ワイン 50cc

バター 10g

塩・胡椒

<作り方>

1.ニンニクをみじん切りする。

2鍋に、オリーブオイルとにんにくをいれて軽くいためる。ここによく洗ったムール貝をいれる。

3.白ワインを入れて、蒸す。貝の口が開いたら、バターをいれる。

4.器に盛り付ける。スープもおいしいのでパンと一緒に・・

 
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