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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>ほうじ茶

2018年に流行った食材の中に「ほうじ茶」があります。有名コーヒーショップでのほうじ茶ラテや某アイスクリームメーカーのほうじ茶アイスが流行りました。

特保の緑茶やウーロン茶も緑茶も人気でしたが、2018年はなんといっても「ほうじ茶」だったと思います。

ほうじ茶とは香ばしく炒ったお茶葉でいれたお茶のことで、緑茶と茶葉は一緒です。番茶というお茶の種類もありますが、ほうじ茶の違いはなんでしょうか?番茶は、主に新芽が伸びて硬くなった茶葉や秋から初冬にかけて摘んだお茶のことをいいます煎茶との違いは、若葉ではなく成長したお茶の葉を原料としているところです。番茶という呼び方の由来は、@「番傘」や「御番菜(おばんざい=京都弁でお惣菜のこと)」という言葉のように「番」という文字には「ふだん使い」という意味もあるので、番茶と呼ぶ説、またA高級品ではない日常的に飲まれるお茶という意味で名づけられた。 一番茶、二番茶を摘んだあとの遅い時期に収穫される事から晩茶と呼ばれ、後に変化して番茶となったとされています。

 一方ほうじ茶は、煎茶や番茶などを強火で焙じて製造したものをいいます。高温で焙煎するので、煎茶に比べて、アミノ酸(旨み)、カテキン(渋み)だけでなく、カフェイン(苦味)、ビタミンCも少ないお茶になります。香ばしくさっぱりしているので、脂っこい食事の後や寝る前にもおすすめです。日本茶として高級茶の位置づけではありませんが、料亭などでも食事中に出されることが多いお茶です。

有名なほうじ茶としては、

京都の「京番茶」(別名、いり番茶)
石川の「加賀棒茶」
奈良の「日干番茶」(焙じ番茶の一種)

ほうじ茶は緑茶を多くもらった際に手作りができます。

フライパンで弱火でじっくり焦がさない様に煎ると ほうじ茶になるので気分を変えたい時などピッタリです。カフェインが少なくリラックス効果があるので、睡眠の質が改善されたり、子供やお年寄りの方の寝つきが良くなったりしてくれる効能を持ちます。

 
栄養

ほうじ茶の栄養成分は、緑茶を同じです。

しかし、緑茶を高温で炒っているため、栄養成分がほとんどの物で、減少しています。

それが、良い効果となっている成分がいくつかあります。

ほうじ茶に含まれるカフェインは、熱を加えることによって、緑茶の半分以下となっています。カフェインは、目が覚めて興奮状態になりますが、それが少なくなることで、「テアニン」という物質のリラックス効果を存分に得ることができます。

ほうじ茶に含まれるクロロフィルは、緑茶同様に、強い消臭効果をもっているので、掃除のときタオルにほうじ茶を含ませて拭くことにより、消臭効果を持続させることができます。ほうじ茶は焙煎されているので臭いが弱いので、他のにおいがついてしまうことはありません。靴の臭い消しに、効果がありますのでぜひ使ってみてください。

さらに緑茶同様にミンC、ビタミンEも含まれいます。

ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持、美容効果が得られます。コラーゲン生成にビタミンCが関与しています。うるおいのある肌を保つためにもコラーゲンを増やすことが必須です。

ビタミンEは酸化防止の効能があります。ビタミンEが足りていないと細胞が弱ってしまうため、老化やガンの進行を誘発してしまいます。

お茶といえば、カテキン、ほうじ茶にももちろん含まれています。

カテキンを摂取することで、脂質・糖質の吸収を抑えると共に体脂肪を燃焼してくれるため、ダイエットのお手伝いをしてくれます。しかし、上記でも述べたとおり、ほうじ茶は緑茶の炒って作られるものなので、緑茶のほうが効果があります。

ほうじ茶の緑茶になり最大の魅力は、焙じた際につく 独特の香りです。この香りにはリラックス効果を持っています。 緑茶には300種類以上の香り成分を持っていますが、 その多くが糖によって閉じ込められている状態です。 それが、焙じる事で分解され香りが開いた状態になり香りを発散してくれます。

■ほうじ茶に含まれる健康成分

<テアニン リラックス効果/睡眠障害解消/興奮を抑える

<クロロフィル> 消臭効果/美顔効果/デトックス効果

<カテキン ダイエット効果/脂肪燃焼効果/

<ビタミンE> 酸化防止/細胞の活性化/ガン予防/

 
ほうじ茶のシフォンケーキ
加賀の棒茶を砕いて、シフォンケーキに混ぜ込みました。香りがほんのりとほうじ茶のかおりが漂い、しっとりとした味わいも楽しめます。
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
1431kcal

ビタミンE

15.4mg
たんぱく質

29.2g

3.3r
脂質

69.0g

植物繊維

2.g
カリウム

397mg

食塩相当分
0.7g

<材料全てで計算>

<材  料>

たまご 3個(卵黄と卵白に分ける)

小麦粉 110g

砂糖 20gと60g

サラダ油 50cc

牛乳   50cc

ほうじ茶 20g(粉々に砕く)

 

<作り方>

1.卵は冷蔵庫から取り出したてを卵黄と卵白に分ける。オーブンは180度で予熱する。

2.卵黄に砂糖20gを白ぽくなるまで混ぜる。そこにサラダ油を加えよく混ぜ、さらに牛乳を加える。

そこにふるった小麦粉を加えさくっと混ぜる。ここに粉々にしたほうじ茶を入れる。

3.卵白を泡立て、砂糖を3回に分けていれて、しっかりと角が立つメレンゲを作る。

4.2のボールに卵白を3分の1入れてよく混ぜる。さらに残りをいれて泡をつぶさないようにさっくりと混ぜる。

5.シフォン型に4を流しいれて、180度に予熱しておいたオーブンで30分焼く。

竹串をさしてなにもくっついてこなかったらオーブンから出して、さかさまにして冷ます

6.冷えたら側面に切り込みを入れてから取り出す。

 

<ふかふかのパンケーキ・ほうじ茶添え>

今年も流行りましたパンケーキ、ふかふかのやわやわにが注目をあびました。粉砂糖をたっぷりかけて、ほうじ茶を上からトッピングちょっぴりの苦さがアクセントになります。

<材料>

ホットケーキミックス(市販品)

-ふかふかになるもの-100g

卵  1個

牛乳  50cc

ほうじ茶・粉砂糖

<作り方>

1卵を溶いて、牛乳を入れ、ホットケーキミックスを入れて良く混ぜる。

2.フライパンを熱し、セルクルを並べ、濡らした布巾の上で1の生地を流し込む。蓋をして3分弱火で焼き、さらにひっくり返して3分蓋をして焼く。

3.お皿に盛り付け、上から粉砂糖をたっぷりかける。ここに砕いたほうじ茶をかける。

 
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